メガロマン


 谷町筋に立った身長150mのメガロマンを天王寺公園から見上げたら、だいたいこんな感じではなかろうかという妄想図です。逆に、メガロマンの視点を体感したいなら、背後にそびえる、あべのハルカスの29階あたりにあがって窓の外を見て下さい……えっ、そんなことよりメガロマンの姿が違うって。よくぞ聞いて下さいました。ここに謎の超人メガロマン、その最大の謎、すなわちメガロマン七不思議その七を提示して完結編にします。
 話は長くなります。母が手術した病院の待合室で無作為に手にした小学館少年サンデーコミックス「なんか妖かい⁉」第6巻(原作・きむらはじめ/作画・里見桂)。この漫画の中の一話にメガロマンが出てくるのです。奥付を見ると、単行本の発行は昭和59年1月15日。収録分は週刊少年サンデー昭和58年16号より同年24号まで。「メガロマン」の掲載誌はてれびくんだったので小学館に版権はあるのですが、放送終了後4年も経っています。この時間差がメガロマン七不思議その五です。
 この回のあらすじ。主人公が怪獣特撮でカマギドンのぬいぐるみに入るアルバイトをするのですが、監督に「怪獣になりきれていない」と怒られます。悩む主人公を見かねたヒロインがぬいぐるみに妖力を加えましたところ、効き過ぎてカマギドンが制御不能の大暴れ!仕方がないのでメガロマンが出ていき真剣勝負。結果的に大傑作映像が撮れたというオチ。
 ここでメガロマン七不思議のその六は、カマギドンがテレビに登場したそのままの姿に正確に描かれているのに対して、メガロマンが、メガロンブレスレット等いくつかの特徴を残しながらもイラストのように姿が変っていることです。

 ずっと解明できない謎です。なお、カマギドンは私の知るかぎり、テレビ本編に登場したのとは違う姿のものが二種あります。別のぬいぐるみなのか改造なのかはわかりません。「帰ってきたウルトラマン」第一話登場怪獣アーストロンとタッコングのぬいぐるみが造り直されたように、何も考えていないようなメガロマン怪獣も、第一話登場怪獣カマギドンについては慎重に検討されていたのです。

 この少年サンデーコミックス巻末の広告で、昭和59年当時の池上遼一師の仕事がわかります。「男組」「男大空」を描き終えられて「星雲児」を連載中。宇宙SFでした。池上先生の作品を捜してきて貸し合いをしていた友達がいたのですが、「星雲児」については、あまり面白くないという感想で一致したことを憶えています。師の資質が宇宙SFに合わないのか、それとも漫画という表現ジャンルが、意外や、宇宙SFと相性が悪いのかも知れないという話をしました。
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Author:ハヌマーン&さとる
怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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