超人バロム1


「宇宙船」Vol.29(昭和61年3月)。巻頭特集はエンパイアピクチャース。1983年(昭和58年)に設立されたばかりの怪奇、SF専門の映画会社。この会社の第1号作品が、あの「スウォードキル」。藤岡弘の著作を読むとハリウッドの超大作に主演したように書かれていて、仮面ライダーファンとして、日本人として誇らしい気持ちになるのですが、いささかイカカガワしい映画だったようです。

 今号からの新連載企画「SUPER STILL GALLRY」。朝日ソノラマに保管されているスチール写真を公開しようというもので、第1回は「超人バロム1」。原作漫画はさいとうたかお先生なのですが、バロム1もマッハロッドも三上陸男さんが現場でデザインしました。ライダーの必殺技はキックなので、こっちはパンチにしようとか、ライダーが二輪なので、四輪にするとか、ショッカーが怪人なので、こっちの呼称は魔人にするなど、「仮面ライダー」ありきの企画設定だったのですが、結果的にすべて成功しています。
 同級生の子供が二人で変身するというアイデアも大成功でした。木戸猛、白鳥健太郎。この二人を取り巻く家族が芸達者な人ばかりで、ドラマ部分も充実しています。猛の父は鬼刑事で、家庭でも雷親父。こういう父親像も最近はめずらしいのですが、その弟の松五郎という叔父さんは、お調子者で近所の子供らと昼間から遊んでいます。こういう人も昔の町内にはいたそうですが、我々の頃には見かけなくなっていて、あの人は何者なのだろうと不思議に思っていました。この松五郎叔父さんを演じたの砂川啓介は「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんで、大山のぶ代の夫君だということを最近知りました。
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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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