てれもんじゃ


「宇宙船」Vol.22(昭和60年1月)。「ロボット8ちゃん」から始まった朝のシリーズは、「バッテンロボ丸」「ペットントン」「どきんちょネムリン」とどんどん面白くなっていって評判も上々。子供にだけ観せておくのは惜しいと、フジテレビは夜7時のゴールデンタイムに持ってきました。タイトルは「TVオバケてれもんじゃ」。石森先生のデザインとアイデアをもとに、浦沢義雄さんが脚本を書き、斉藤晴彦も出ていたのですが、豈図らんやの11回で打ち切り。そういえば、クラッシュギャルズなんかも出ていました。フジテレビが全日本女子のスポンサーについて、女子プロレスがレギュラー放送されていた時代です。
 この時代について見てみます。ショー的要素の多い従来のプロレスを否定して佐山聡がタイガーマスクを脱ぎました。この格闘技宣言に前田日明ら若い選手が同調し、多くのファンが賛同しました。当時の私もプロレスは競技として認められるべきだと思いましたし、特撮もまた、いつまでも子供相手であってはならないと考えていました。「星雲仮面マシンマン」みたいな、より低年齢層を対象とした方向に進むことには失望していました。女子で格闘技宣言に共鳴したのが、クラッシュギャルズの長与千種でした。本物の空手を修得しようと、山崎照朝先生に入門します。

 この山崎照朝先生について、ちょっと書いておきます。第一回全日本空手道選手権優勝。大山倍達の命令でイヤイヤながら、往時人気があったキックボクシングのリングに上がると、タイから来た二流三流選手をかるく蹴散らしてしまいました。天才的に強かったことに加えて、風貌がクールで、学生時代、通学バスから降りてくると女学生が列をなして待っていたといいます。あと、アニメ「空手バカ一代」のエンディングも歌っていました。本当に何でもできる人でした。

 平山亨さんの「私が愛したキャラクターたち」。第4回は死神博士。信心深い母のもとに生まれた子、イワン・タワノビッチが何故、死神博士とまで呼ばれるほどの悪魔になってしまったのか?その人生を平山さんの筆力で読ませます。高山良策怪獣日記とともに、私の好きな連載です。なお、第2回は「ジャイアントロボ」のドクトル・ガルチュア、第3回は「仮面の忍者赤影」の甲賀幻妖斎でした。ついでに……死神博士の本名はイワン・タワノビッチであることが判明したのですが、ちなみにゾル大佐の本名はバカラシン・イイノデビッチ・ゾル。これは後付けではなく、放送当時の公式設定です。よく、そんな名前おぼえていたなというところですが、プライユット・シーソンポップとかチャンプア・ゲッソンリントといったタイから来たキックボクサーのややこしい名前もおぼえています。なんたる記憶力かと思っていたら、最近は人の名前が全然覚えられません。同じマンションで時々挨拶する人の名前もすぐ忘れてしまいます。
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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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