ハヌマーン


「みざる きかざる いわざる」古代印度仏教の戒めらしいのですが、本朝における処世訓としてつくづく真実です。見るから腹立つ、聞くから気になる、言うからけんかになる。ややこしい物事には「見ざる聞かざる言わざる」で責任回避するにかぎります。失敗ばかり積み重ねてきて、やっとわかりかけてきました。
 ならば「みざる きかざる いわざる」の流儀でいけば成功するのかというと、それでは小学生は勉強しませんし、無言では商売も出来ませんし、情報が無くては戦争も勝てません。ここに禅味があります。勉強はわかってもわからなくてもよいし、商売は儲かっても儲からなくてもよいし、戦争は勝っても負けてもどっちでもよいのです。衆生を佛土として全て肯定するとき、己はその中に溶けて消え込んでしまいます。とりたてて見る必要も無く、もとめて聞く理由も無く、あえて言う意見も無いのです。
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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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