ラドン対ギャオス


 竹内義和さんの著作を検索したのですが、前回の「怪獣格闘概論」が挙がっていません。「大特撮」はありますが「世界怪獣大全集」はありません。このほかにもリストに記載されていない怪獣本があります。
「怪獣映画大全科」(昭和58年・秋田書店)これも竹内さんの編集。勁文社の大百科サイズの本です。1925年の「ロストワールド」から1982年までの秀作怪獣映画を選出して子供向けに解説紹介されています。日本映画重視で海外作品も付け足された「世界怪獣大全集」よりも世界映画史の中に日本の名作を含める形の「怪獣映画大全科」の方がしっくりします。外国の怪獣映画といっても、ほとんど恐竜です。「ジョーズ」に代表される「グリズリー」「アリゲーター」「オルカ」等の大きめの動物映画も多いようです。あらためて、日本怪獣の凄さを知ることになります。

 さて「怪獣格闘概論」の共著者田中正悟さんには「イノセントファイター」という自叙伝があり、前田日明には「パワーオブドリーム」という自伝があります。それによると、不満のエネルギーをけんかに向けた前田日明は、相手をもとめて毎日大阪をさまよっていました。強いやつがいると聞けば出向いていってやっつけていました。そして、初めてコテンパンに負かされた相手が田中正悟さん。一学年下で、190センチの前田からすればチビなのですが、「弟子にして下さい」と頼みこみます。漫画のような話ですが、本人も漫画の登場人物になりきっていました。そういう時代だったそうです。意気投合した前田と田中さんは、二人づれでけんかをして回り、大阪でその名を知らない不良はいなくなったというのですが……。
 前田の通っていた北陽高校には二級上に、阪神の名選手になる岡田彰布がいました。尼崎のジーパン屋の店長と親しくなって話していたら、この店長が北陽高校出身で当時の岡田を知っておられました。高校時代からスターではあったのですが、その名声もさることながら、下級生をいじめたり威張ったりするところのない人格者だったということでした。岡田という人の評価は、この店長の感懐で決定したのですが、格闘技プロレス派の私としては、岡田より前田の方が気になります。「岡田の後輩やったら、同級生に前田日明がおったんやないですか?」と尋ねたら、前田がプロレスで有名になってから知ったことで、記憶に無いくらい目立たないやつだったと言われました。
 また、天満のキックボクシングジムでトレーナーをやっていた人も、あの時代の大阪でけんかをしていたのですが、前田日明の名前も田中正悟の名前も聞いたことが無かったと言っていました。
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