チタノザウルス


 テレビマガジンデラックス2「コレクション ゴジラ大全集」(昭和54年・講談社)古い本なのですが、いまだに色褪せない価値と楽しさが詰まった一冊です。昭和29年の「ゴジラ」から昭和52年の「惑星大戦争」までの宣材、プログラム、チラシ、車内吊り広告など、この本でしか見たことが無い珍品の写真が満載。映画館で入場者に配られた紙工作の複写は厚紙に印刷されて付録にされています。おもちゃ、漫画、レコード等の関連商品も聚められていて、当然「ゴジラさん」もあります。
 ポスターのページが、ありがたくて便利で、重宝してきました。主要スタッフと出演者の名前が大きな文字で載っているので、ペラペラっとめくるだけで「有川さんが特技監督になったのは『ゴジラの息子』からか」とか「水野久美って、意外と出てないな」ということが一目でわかるのです。もちろん怪獣図鑑としても使えます。あと、海外版のポスターはかっこいいものばかりセレクトされています。ほかの本なんかでは、理解できないような変なイラストのポスターを見ることがあります。
 文と構成は酒井敏夫(竹内博)さん。資料ページも充実しています。キングギドラのデザイン画は、出来上がったぬいぐるみより良い!

 なお、テレビマガジンデラックスの1は「ウルトラQ」。これは内容がうすく、まとまりの無い本。折り込み口絵が、なぜか「白猿ハヌマーン&ウルトラ6兄弟」のタイ語ポスター。読めないのですが、どうやら「猿神ハヌマーンと七人のウルトラマン」という題名になっています。ウルトラの母がカウントされているようです。
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No title

どうも、こんばんはです。

正直な話、自分の中でチタノザウルスって背が高いけど動きがヨタヨタしてて、いまいちパッとしない印象の怪獣だったのですが、
今回のハヌマーンさんの絵を見て、何か「もし、陸では無く海でこいつと出会っていたら」みたいな想像をかきたてられて、初めてチタノザウルスで“燃えた”気がしました。

以前、お描きになっていた“顎の割れるケムラー”みたいに、既存の怪獣に新たなイマジネーションを湧かせる絵って良いですね。


後、ついでと言っては何ですが自分はゴジラ本の中では宝島社の「ゴジラ最強読本」が好きでした。
資料的な価値はイマイチですが、色んな世代のゴジラファンが集まって好きな事を駄弁ってる感じが楽しくて、映画見た後に読むも良し、読んだ後に映画を見るも良しな一冊でした。

チタノザウルス

レバニラさん、ご意見ありがとうございます。
怪獣に勝手なアレンジを加えることについては慎重であるべきだと自戒しているのですが、こいつの尻尾のヒレを見ていると、水中の生物という確信がしてきたのです。また、この時期のゴジラの対戦相手は、メカゴジラもふくめて尻尾の短いヤツばかりです。格闘重視なのかも知れませんが、チタノザウルスについては、首が長いのですから、尻尾ももっと長くなければならないと思いました。

「ゴジラ最強読本」シールがついていたり、資料として使いにくい本。それよりも、読んで楽しいという価値基準。参考にします。

前作と異なる

「メカゴジラの逆襲」は前作の「ゴジラ対メカゴジラ」の続編という形ですが前作は意外と明るい雰囲気の作品だったのに対し「メカゴジラの逆襲」は全く逆なシリアスな作品に思えました。
またメカゴジラを製造したブラックホール第三惑星人も前作は素顔が刷る人間だったのに「メカゴジラの逆襲」では素顔がケロイド状でした。そのブラックホール第三惑星人も隊長ムガールよりも副隊長的存在の髭面の男が目立っていたような気もします。
この「メカゴジラの逆襲」は人間ドラマが濃かったせいかゴジラの存在も薄く感じハンディキャップで戦って苦戦しながらも勝ったわりにはゴジラが目立たないと思ったのは僕だけでしょうか・・・?

高山由紀子さん

特撮秘宝Vol.5に脚本の高山由紀子さんの証言が載っていました。「ゴジラ対メカゴジラ」よりも、最初の「ゴジラ」の雰囲気でいきたかったそうです。
たしかに、博士と娘というオーソドックスな怪獣SFのスタイルになっています。
この本のために書き下ろされた、高山さんによる「メカゴジラの逆襲」の続編小説も興味深く読みました。
プロフィール

ハヌマーン&さとる

Author:ハヌマーン&さとる
怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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