ギエロン星獣


「ウルトラセブン SFヒーローのすばらしき世界」(昭和54年・朝日ソノラマ)ファンタスティックコレクションNo.11。セブン本の決定版。その後、新事実が判明したり、新資料も発見されるのですが、この本に収録された池田憲章さんによる「総論」が「ウルトラセブン」の結論です。
 昭和58年「E.T.」が公開されて大評判になっていました。クラスの中にも「泣いたで」というやつがいたので、私も気になって観に行きましたが泣くことはありませんでした。偽物感とでもいう疑惑をわだかまらせて帰ってきて「泣くやつはアホじゃ」「泣かんもんは人間やないぞ」といった不毛な議論をしました。のちに、池田憲章さんが「藤子不二雄をこえるものではない」と喝破されているのを読んだとき、「E.T.」に感じた私の疑問は晴れました。べつにスピルバーグが偽物というわけではなく、自国に藤子不二雄という優れた漫画があるのに、その真価を知ることをせず、アメリカ製の大作映画を絶賛する風潮こそが偽物だったのです。爾来、私は憲章さんの言うことは信用することに決めています。
 その憲章さんが「映画秘宝」で日本の全SFテレビドラマの中で忘れ難い一本として選んでいるのは、丹波哲郎主演の「ジキルとハイド」。子供番組でないことが私としてはさびしいのですが、憲章先生が言うのならそうなのだろうと従います。

 ギエロン星獣。超兵器の実験で誕生したという伝統的本流出自の怪獣です。ビキニ環礁での水爆実験からはゴジラが生み出されたのですが、この水域の群島にのみ棲息していたとされるハナアルキが絶滅しました。小型の哺乳類で、スケッチは残っているのですが標本も写真も無いそうです。
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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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