ミクラス


「ウルトラマン大全集」(昭和62年・講談社)内容はQからセブン(「ファイト」)までで、テレビマガジン特別編集シリーズの一冊。ファンタスティックコレクションとくらべると写真が美しくページが多いのですが、それだけの本という感想です。講談社の大全集を境に特撮本のレベルが下ったと私は観ています。
 しいてこの本の特長をあげるならば、西村佑司さんとこのグループが協力した当時物の怪獣玩具。定番のソフビ人形から珍しい商品まで鮮明な写真で紹介されています。このページにあるマスダヤの手踊り人形は、おそらく、なべやかんこと渡辺心さんのコレクションだと思われます。怪獣手踊り人形の成形色違いまでの全バリエーションを持っていることもエラいのですが、やかんさんのコレクションの真骨頂は円谷プロの倉庫から“盗み出した”と云われる本物の品々。マグマライザーのドリルとかそんな物があるらしい。あくまで噂ではありますが、お父さんが円谷プロ製作のドラマに主演していましたからじゅうぶん考えられます。

 芸能人で一番有名なコレクターといえば、芦屋小雁。ビデオが普及するより昔から、内外の怪物映画、怪奇映画専門に16ミリフィルムで集めていました。この家へ行けば、無いものは無いといわれています。「それいけレッドビッキーズ」に出ていたアイドル斉藤とも子と結婚して世間に祝福されたのですが、数年後ひっそりと離婚しました。原因は毎日深夜2時から、そのテの映画を二本づつ観る習慣がやめられなかったこと。
 あまり知られていないのが谷啓。いま手もとに無いのですが、古い古い雑誌(SFマガジンだったか?)に日本有数のトロンボーン奏者の意外な趣味として、怪獣やSF関係の玩具で埋め尽くされた部屋が紹介されていました。子供に買いあたえているうちに自分が魅きこまれたというキャプションがありました。谷啓と言って人口に膾炙されるエピソードが、邸宅が火事で全焼したあと、焼け跡で、なべおさみら友達と麻雀をしていたという逸話。麻雀セットだけが焼け残っていたからというのが理由だったのですが、玩具のコレクションも灰になったのでしょうか。
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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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