マッドギャラン


「宇宙船」Vol.26(昭和60年9月)。特集「巨獣特捜ジャスピオン」。おたよりコーナーも全部「ジャスピオン」についての感想。しかし、怪獣、怪人、宇宙人、巨大ロボット、魔女、サイボーグ、ターミネーター…と、ギューギューに詰め込まれたちらし寿司のような番組なので、特撮ファンも評価にとまどっています。ところが、この「ジャスピオン」。後年ブラジルのテレビで放送されるや大喝采を浴びたそうです。ウルトラマン,仮面ライダー,宇宙刑事,という段階をスッ飛ばして、いきなりこれを見せられたらカリオカの血がびっくりするであろうことは想像できます。

 百花繚乱と言うべきキャラクターの中から、春田純一が演じたマッドギャランを描いてみました。それというのも、今里交差点の蔦屋に「ジャッカー電撃隊」が全巻揃っていたので借りて観たら、ミミオ時代の春田さんが出ずっぱりだったのです。ビッグ1にも入っていたそうですし、番場壮吉が変身したお婆さんの代役もやっていました。最高の敬意を込めて、影の宮内洋と呼びたいのですが、御本人は不服かも知れません。V3の前に仮面ライダーも演じていましたし、東映ヒーローアクションを命を賭けて作り上げてきた人です。撮影中「死ぬ…」と観念したことが何度もあったそうです。
 主人公ジャスピオンは、JACが真田広之に続くスターとして推していた黒崎輝。真田広之が現在なお国際的な活躍を続けているので、ふと「アイツはどうなったのか?」と思い出したら俳優を諦めていました。しかも、新帝国ギアの女幹部ファラと結婚したといいます。この女が悪かったのか?
 特撮番組初レギュラー高畑淳子の役は魔女ギルザ。化粧も衣裳も気持ち悪くてイヤラシくて「早く死んでくれ」と思っていたら死んだのですが、すぐに、姉のギルマーザが登場しました。特撮番組ではおなじみの賀川雪絵。この人は、筋肉質で肌がザラザラしていて、いつも怒った顔で睨みつけています。魔女というより女としてイヤです。ただ、どんな役でも引き受けてくれるそうで、怪獣ドラマ制作者にとってはありがたい女優です。「恐怖畸形人間」にも出演していました。魔女といえば曽我町子なのですが、あのお方は別格として、私のおすすめ魔女は「仮面ライダースーパー1」の魔女参謀。藤堂陽子という普通の女優がわざとらしくお婆さん声を作ってしゃべっているのが全く怖くありません。
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ハヌマーン&さとる

Author:ハヌマーン&さとる
怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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