ラドン

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 劇中では、プテラノドンが阿蘇の火山活動でよみがえったと説明されていますが、それにしては強すぎます。ラドンを理解するには、時代背景も知る必要があります。現在では恐竜は爬虫類と区別されていますが、昭和30年代当時は爬虫類に含まれていました。そして、プテラノドンはいまは爬虫類とされていますが、当時は爬虫類であり恐竜でもあったのです。戦前の漫画「のらくろ小隊長」に見世物の剣竜類が脱走して、これと犬の軍隊が戦う話があります。恐竜ではなく怪獣と呼ばれています。支那事変前の日本陸軍に準じた兵器で攻撃するのですが通用しません。その時点で日本における怪獣(あるいは恐竜)とは科学力を超えた生物という概念が出来上がっているようです。この概念が戦後の特撮怪獣にも持ち越されたため、プテラノドンのラドンにしても、自衛隊の最新装備が通用しない怪獣として描かれるのです。

 ところで、「のらくろ小隊長」の怪獣は昭和45年に「のらくろ」がテレビアニメになったとき、ソフビで商品化されています。これがアニメ中に登場したのかは未確認です。
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ハヌマーン&さとる

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怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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