マイティジャック


「宇宙船」Vol.3(昭和55年8月)作品研究は日本製特撮ドラマ「マイティジャック」。この号以降、アニメが取り上げられることはありません。宇宙船の方向性が定まりました。また、「地球最後の日」「禁断の惑星」など1950年代の作品が誌面構成の基本で、創刊以来の特色でした。「ゴジラ」も50年代の映画に属します。戦争で科学技術が急速に進歩したことと、1947年にUFOの目撃レポートが提出され、宇宙人の存在が示唆されたことが人々の創造力をかきたてました。「人間同士の戦争は終った。次は宇宙だ!」そんな意気軒昂なSF映画は、いま観ても面白くてかっこよくて、感動させられます。貫かれるテーマは永久です。この普遍的な力は「ウルトラQ」「ウルトラマン」にもあるのですが、「マイティジャック」には失われているような気がするのです。

 フィギュア自作、同人誌、8㎜映画に続いての活動指南は、「SFコレクター入門」。海外の会社への手紙の書き方の例文などが載っています。アニメが好きで日本語を修得するフランス人がいたりしますが、こういうことで英語をマスターする人がいるのでしょう。受験とか就職のために勉強しても全然身につきません。趣味にかける情熱ほどおそろしいものはありません。まだビデオの普及率も低く、ソフトの種類も少ないようです。8㎜、16㎜フィルムの購入値段の目安が記してあります。これから、宇宙船を読み進めるにあたって、特撮映像ビデオの商品化が始まる時期も検証していくつもりです。玩具コレクターとして、若い頃の北原照久さんも紹介されています。
 読者欄では、コレクションの交換や購入希望が載っています。最近の宇宙船にはありません。インターネットが一般化したからです。もしかしたら個人情報保護の問題もあって住所が公開しにくいのでしょうか。ネットで知り合って殺される話はよくありますが、特撮コレクター同士で事件にまで発展することはなかったと思います。むしろ、ここに名前と住所を載せておくと幻の作品ありますといった手紙が届いたりしました。
 インターネットで家に居ながらにして買い物が出来ると言いますが、配達しているのは、あいかわらず人です。今日のニュースになっていましたが、住所を訪ねていっても留守であることが多く、持ち戻り再配達のコストが大きな問題になっているようです。汗をかきながら走っている配達員の苦労が偲ばれます。そういえば、昔は隣の家に預けてはんこをもらっていました。
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ハヌマーン&さとる

Author:ハヌマーン&さとる
怪獣本・特撮書籍の蒐集。

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